供の俳句は

飾らずに物事を見て

飾らずに表現している。

あるがままに見て

当たり前のことに驚く心を

失っていない作品には

感動を覚えます。

年は取っても心まで老いることは

ないのではないでしょうか。

心豊かに生きることの大切さを

子供の俳句から教えられます


  


 秋の夜母さんいつも長電話
 春の風合格通知とどいたよ
   お月さん家までずっとついてくる
  ふゆのひるピアノの音は世界一
  コスモスがけんかをしてる風が吹く
  原爆忌平和学習六年生
  ひな祭きのういそいでかざったよ
  ずるいなあ西瓜二つの男の子    
  母さんが寝よう寝ようと暑いのに
  雪つもりめいろみたいなどうろだよ
  さくらんぼきれいな色はおいしそう
  昼寝する父さんの顔口あけて
  冬の風世紀を越えて吹きぬける
  初詣五円入れたよ願いごと
  桜咲く一年生がやってくる
  だらしなく男の子達ストーブに